スペイン サンティアゴ ベルナベウの観光・見所について

サンティアゴ ベルナベウ

サンティアゴ ベルナベウ

サンティアゴ ベルナベウは、マドリッドにあるサッカー専用のスタジアムです。このスタジアムは、リーガ・エスパニョーラに所属する、レアル・マドリードのホームスタジアムであることでも知られています。
長引くスペインの内戦で、もともとここにあったスタジアム、エスタジオ・チャマルティンが崩壊し、1947年12月に14日に新しいスタジアムとしてヌエボ・エスタジオ・チャマルティンとして生まれ変わったことから、この場所の新しい歴史が始まります。そしてその後、このスタジアムは1943年から1978年まで、レアル・マドリードの会長を努め、黄金期を築き上げたサンティアゴ・ベルナベウの名前に因み、1955年の1月4日に現在のスタジアム名が付けられ、定着したのです。
このスタジアムは、スペインのサッカーの象徴であるだけでなく、そのスペインのサッカーの歴史をも語る、栄えあるスタジアムの一つとなっています。

サンティアゴ サンティアゴ

見どころ

サンティアゴ・ベルナベウスタジアムは、現在改装工事の計画が持ち上がっており、2015年中の改装工事の完成を狙い、急ピッチで工事が進んでいます。そしてこの改装工事の総予算は、日本円で550億円という莫大なものであり、その予算が物語るように、新しいスタジアムの姿も、最新鋭のドーム型のデザインが採用されています。
この新たに建てなおされる、サンティアゴ・ベルナベウのドーム型のスタジアムは、様々な最新の設備が装着されているのが大きな特徴となり、今後の完成が期待されます。
この新スタジアムの新たな設備の中で特に注目されているものといえば、全天候型の可動式の屋根はもちろんのこと、スタジアムの内部に総合的な娯楽施設や、宿泊施設を備え持っている点でしょう。このスタジアムにはショッピングモールやレストランなどの様々なレジャー施設やホテルを併設し、訪れる人に様々な娯楽を提供していきます。またスタジアムの外部東側の壁面には、超大型スクリーンが設置され、内部で起こっている状況を、静止画のようにスクリーンに映し出す仕組みになっています。そのほかにも、スタジアム内部の上部には、リボン型のLED表示版などが取り付けられ、サッカーの試合進行だけでなく、様々な広告なども表示される仕組みになっています。
これから新しく生まれ変わる、サンティアゴ・ベルナベウスタジアムは、欧州の中でもひときわ大きく、最新鋭の設備を備えた、複合娯楽施設となることでしょう。