イタリア ブラーノ島の観光・見所について

ブラーノ島

ブラーノ島

赤やピンク、オレンジ、パープル、青など、カラフルなパステルカラーの建物が軒を連ねている島の光景が、カレンダーなどによく登場するのがブラーノ島です。イタリア北東部、177もの島から成り立つベネチアにある島のひとつです。
見ているだけで楽しくなる、まるでおもちゃ箱のような光景ですが、このように自宅の壁が色とりどりにペイントされたのには理由があります。昔、ブラーノ島は漁師が多く住む島でした。この地方は霧に包まれることがよくあり、朝早く漁師が帰宅する際に、自分の家が判別できないということがあったようです。そのために、それぞれの家を派手なカラーで塗り分け、自分の家が分かるようにと工夫したそうです。
さらに、ブラーノ島は、レース編みでもとても有名な町でもあります。島の女性たちの手作りで、島のあちこちで細かいレースを編んだものが販売されています。
ブラーノ島は、とても個性的でかわいらしく、ゆっくりとした時間が流れる島だといえるでしょう。

ブラーノ島1

見どころ

ブラーノ島は、そのカラフルな街並みを、のんびり歩いて散策するのが一番の見どころです。メルヘンチックでオシャレな色合いの町は、まるで町全体がひとつのテーマパークのよう。魅力的な撮影スポットがたくさんあるので、1日中歩いて、あちらこちらで写真を撮るという楽しみ方もできるでしょう。
さらに、小さな島であるにも関わらず、16世紀から18世紀にかけてレース編みが非常に盛んだったことでも有名です。ブラーノ島で生産されたレース編みがヨーロッパ各地に輸出され、ベネチア共和国を豊かにするのに貢献したともいわれています。島では、今でも手作りのレースが購入できます。あちこちの家の1階にお店が出ているので、お土産にするのもよいかもしれません。
さらに、島にはイタリア名物のジェラートの店があり、観光客で賑わっています。また、小さなギャラリーでは、ブラーノ島のカラフルな家々を描いた素敵なアートなども販売されているので、お土産にもよいかもしれません。
ブラーノ島は、2時間程度もあれば、すべてを見て回ることができます。また、水路に沿ってかわいらしいレストランやカフェがあり、シーフードやピザなどの食事をすることができます。ベニス本島から水上バスに乗って、散策とランチに立ち寄るのもよいでしょう。
なお、水上バスは途中でベネチアグラスで有名な「ムラーノ島」にも停まります。非常に名前が似ているので、間違って下車しないように気を付けましょう。

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