European wine tour

ワインを楽しむ旅の時間

旅の楽しみといえば、その土地の美味しいものを味わうこと。特にワイン好きの方にとってヨーロッパは一度ならずと訪れてみたい旅先ではないでしょうか。今や世界中で作られ飲まれているワインですが、ヨーロッパのワインはその歴史や多彩なバリエーションでワイン初心者から愛飲家まで多くのファンを惹きつけてやみません。そんなワインの本場ヨーロッパでのワイナリー訪問や知らなかったワインの味との出会いこそ、ヨーロッパ旅行の醍醐味のひとつともいえます。さらにヨーロッパでの新たなワインとのつながりや旅の記憶が、日常生活に戻ってからも新たな彩りや豊かさをを与えてくれるでしょう。

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ヨーロッパのワインには、国や地域ごとにそれぞれ特徴があります。自分の好きなワインの産地やワイナリーを訪ねるのも、自分の好きな国のワインを知るのも、どちらもヨーロッパ旅行の目的や楽しみのひとつです。ヨーロッパのワインと聞いてすぐに思い浮かぶのは、フランス、イタリア、スペインなどではないでしょうか。

フランスは世界のワインの中心地ともいえるワイン王国。特にボルドー地方とブルゴーニ ュ地方はフランス国内の2大銘醸地であり、世界中の高級ワインの代名詞ともいえます。 ボルドーの「五大シャトー」やブルゴーニュの「ロマネコンティ」はワイン初心者の方で もその名を耳にしたことがあるのではないでしょうか。シャンパーニュ地方はその名の通 りシャンパーニュ(シャンパン)の生産地で、華やかな泡の味わいはもちろん首都パリか ら比較的近く訪れやすいのも魅力です。

フランスとともにトップクラスのワイン生産量を誇るのがイタリアです。イタリアはほぼ全国にブドウ畑があり、イタリア国内でも地方ごとにさまざまなブドウの品種が栽培されていてバリエーションに富んだワインが生産されています。バローロやバルバレスコに代表される高級ワインはイタリア北部に多く、スプマンテ(スパークリングワイン)も人気です。イタリアワインはカジュアルで日本でもなじみ深いワインも多いので、普段飲み慣れているワインのふるさとを訪ねてみる楽しみも味わえそうです。

スペインはワイン用のブドウ畑の面積が世界一といわれ、伝統ある産地リオハではフランスのボルドー地方と同じようにブドウをブレンドしてワインを作っています。もう一つの有名な産地プリオラートにはフランスのブルゴーニュ地方に倣った格付けがあるそうです。スペインの有名産地がフランスの2大銘醸地をモデルにしているのも特徴的で面白いですね。カヴァ(スパークリングワイン)やバスク地方の白濁するワイン「チャコリ」は日本でも人気急上昇中です。

フランス、イタリア、スペインの他にも、リースリングに代表される白ワインで有名なドイツ、レマン湖畔のブドウ畑が世界遺産に登録されているスイス、殆ど国内で消費されるため是非現地で味わいたいオーストリア、世界三大貴腐ワインに数えられるトカイワインの産地ハンガリーなど、ヨーロッパのワイン産地はまだまだたくさんあります。
ワインの本場ヨーロッパで、一面に広がるブドウ畑やワイナリー訪問をしたりレストランやバル巡りでワインを味わうなど、記憶に残る豊かな旅の体験を!