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    パリのジャンヌ・ダルク


    2013-09-03

  • フランスの歴史上の人物でもっとも「悲劇のヒロイン」という言葉があてはまる人物は、彼女以外にはいないのではないでしょうか。そして、パリだけでも4体もの彫像があることが、現代においてもなお彼女の存在が称えられていることを物語っているのかもしれません。

    今回は、フランス史上もっとも勇敢かつ悲劇的な英雄の勇姿を紹介します。

     

     

    一番有名なのはやはりこの彫像でしょう。

    Emmanuel Frémiet作、1874年建立。

    場所はPlace des Pyramides 75001 Paris

     

     

    つづいてこちらPaul Dubois作、1900年建立。

    場所はPlace Saint-Augustin 75008 Paris

     

     

    つづいてこちらはÉmile-François Chatrousse作、1891年建立。

    場所はRue Jeanne-d'Arc 75013 Paris

     

     

    最後は、こんなところにいます。モンマルトルの丘、サクレ・クール寺院です。

    Hippolyte Lefèbvre作、1927年建立。

     

     

    どの彫像も勇ましく、先導者としての側面が表現されています。
    こういったイメージからフランスの政治家には彼女を心の師と仰いでいる人も少なくないとか。


    そんな彼女の生きた中世に思いを馳せるには。是非彼女とゆかりの深いオルレアン(Orléans)まで足を延ばすのがよいのかもしれません。

     

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    (桜)


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