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今回は最近のトレンドのスポットでもある、東ロンドンはショーディッチエリアに位置するカレーで有名なブリックレーンをご案内します。
最寄り駅はセントラルラインのリバプールストリート駅から徒歩10分程のところにあります。
昔はホワイト・チャペルレーンと言われていたこの通り、17世紀頃にタイルとレンガを製造する工場が多かった事から、現在の通り名「ブリックレーン」になったとのこと。19世紀に欧州から多くのユダヤ人が移民したエリアでもあり、そのコミュニティーと入れ替わる様に、20世紀にバングラディッシュ北東の都市、シレットからの多くの移民がこの地に根付いたと言われています。
現在は軒並みカレー屋さんが並んでいる事で有名なブリックレーンのカレー屋さんの多くは、イスラム教徒による営業で、お酒も置いていないところがあります。イギリス=インドカレーという認識は広く知られていますが、実際のカレー屋さんの9割はシレット出身の人々とベンガル人の経営と言われています。
さて、そんな数々の中で今日ご紹介するカレー屋さんは、イギリスの有名シェフ(エインズリー・ハリオット)もブリックレーンでベストカレーだとジャッジした数々のアワードを受賞している「アラジン」をご紹介します。
先ずは店構え。お店の中は質素。お酒のメニューもありませんが、近所のコンビニで購入して持ち込みはOKです。入店して店員さんに確認をしてください。
先ずは4種のチャツネとパパドム(豆粉や米粉などで焼いた薄いたクラッカーの様なものでイギリスでは最初に食べられるもの)を。
こちらはメインのカレーで、中辛のマイルドカレーです。
チキン、ラム、エビ、野菜と選べます。宗教の関係上、ポークのメニューもここにはありません。(1人前6~8ポンド位)
● やや辛めのお好みの方へはマドラス(Madras)カレーをお勧めします。
● 辛さに自身のある方は、ビンダルー(Vindaloo)、ジャルフレージ(Jalfrezi)をお勧めします。
● 激辛に挑戦したい方は、是非、Phall か、隠れメニューのNagaを是非。これらを頼むと、ヨーグルトを辛み消しに持って来てくれる事も。
● 辛さが苦手な人は、ココナッツミルクを使ったマイルドなコーマ(Kurma)などもあります。
真ん中のものは、ナス料理のサイドディッシュ(Brinjal Bhaji)。4ポンド弱。辛くない料理です。
この他にも沢山のメニューがありますので、是非トライしてみて下さい!
Aladin Brick Lane
132BrickLane
London E1 6RU
020 7247 8210営業時間
月~木 昼12時~夜中12時金~土 昼12時~夜中1時日曜日 昼12時~夜10時半お店のウェブサイトはこちら(RT)
ロンドンお勧めのカレー屋さん
2015-10-29
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