スペイン サントトメ教会の観光・見所について

サントトメ教会

サントトメ教会

スペインのトレドは、街全体が博物館と言われるほど、歴史的建造物が溢れており、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産にも登録されています。美しい景観の中にあるサントトメ教会アルフォンソ6世が建造した教会を14世紀に、貴族であるオルガス男爵が私財を投じて再構築をした教会です。
ロマネスク・ムデハル様式の建築であるサントトメ教会は、大きくはないものの、小柄ながらの親しみ深い教会となっています。
また、サントトメ教会には、トレドを代表する画家である、エル・グレコの代表作品とも言われている、1586年から1588年もの歳月をかけて描き上げた最高傑作、オルガス男爵の埋葬を所蔵してあり、サントトメ教会を訪れる多くの観光客は、エル・グレコの作品を人目見たく訪れています。エル・グレコがサントトメ教会の為に描き上げたという、世界が認める絵画を楽しみながら教会の厳かな空気を味わうことが出来る、スペインを代表する観光スポットです。

サントトメ教会1

見どころ

ロマネスク・ムデハル様式を用いて、14世紀にオルガス男爵の手により再建されたサントトメ教会は、世界遺産にも登録されてた街、スペインのトレドの街にあります。
サントトメ教会の一番の見所は、スペインを代表する著名人である、エル・グレコが1586年から1588年かけて教会の為に描かれたという、エル・グレコの代表作品、オルガス男爵の埋葬という作品が公開されており、間近で見ることができます。360センチ×460センチの巨大な作品は、サントトメ教会の壁面一面に飾られており、教会の中に一歩足を踏み入れると一面に広がる作品は見る者を圧巻させます。
オルガス男爵の埋葬は、天界と現世を明確に、上下を分割して描かれ、天上界にはマリア様などを始めとした、天の世界を描いており、下の世界はオルガス男爵を埋葬する様子が色彩鮮やかに表現されており、作品の中には様々な情景が広がっています。
サントトメ教会には売店などがあり、目の前に大きく広がるエル・グレコの作品を土産として購入することも可能です。
教会は大きくはありませんが、訪れる人々はロマネスク・ムデハル様式の厳かながらも馴染みある建物であり、14世紀を生き、教会に全てを投じたオルガス男爵のロマンがこもった美しい歴史的建造物に触れることが出来るだけでなく、オルガス男爵の生き様に感銘を受け、3年もの年月をかけ、作品を描き上げたエル・グレコの情熱をも感じることが出来ます。世界が認める作品が堪能できる観光スポットです。

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マドリッド発 【5/3限定】トレド午後観光 ~壮大なる城塞都市・中世の面影古都トレド~

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1名様あたり料金

92.00EUR (15,438円)~

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