オーストリア レジデンツ広場の観光・見所について

レジデンツ広場

レジデンツ広場

レジデンツ広場は、オーストリア共和国のザルツブルク州にある、ツェントルムという旧市街に位置しています。この広場には2つ宮殿が建っていて、もともと大司教がこの宮殿に暮らしていたことで知られています。ザルツブルクのいわば中央広場であるこのレジデンツ広場が造られたのは16世紀の後半のことで、現在ある宮殿は1619年に建設されています。旧市街をメインとする歴史的な建造物なども含めて、1996年には「ザルツブルク市街の歴史地区」という名称で世界遺産にも登録が行われました。
旧市街の中でも人気を集める広々としたレジデンツ広場では、フェスティバルやコンサート、スポーツのイベントなどがよく開催されています。ちょうど中央にあたる場所にはアトラス神の噴水があり、憩いの場所として人々から親しまれています。
広場南側には大聖堂があり、西側にレジデンツ、東側にはグロッケンシュピールがあります。西側のレジデンツとは宮殿を表す言葉で、この広場の名前の由来にもなっています。レジデンツの内部は、現在はザルツブルク州立の博物館になっていて、欧州の美術品が沢山展示されています。

見どころ

レジデンツ広場には、レジデンツの噴水と呼ばれる見事な噴水が中央にあり、訪れる人々の目を引きます。この噴水はザルツブルクでも最大規模の噴水で、馬やイルカなどのモチーフやギリシャ神話に登場するアトラス神を模った精巧な像が施されています。こうした見事な像はイタリア人の芸術家トンマーゾ・ディ・ガローネによって手掛けられました。ゆっくりと広場を散策するのに疲れたら、この噴水の場所で休憩するのもお勧めです。周囲を囲んだ建物が噴水とともに撮影できるので、写真撮影のスポットとしても人気です。
広場のちょうど両端に、ザルツブルクで歴史を重ねた建造物が並んでいます。西に位置しているのはレジデンツ(宮殿)で、13世紀に創設されました。宮殿の内部には、180ほどの部屋が存在し、その一部が一般にも公開されています。そのうち、リッターザールと呼ばれる騎士の間は、優美な雰囲気を漂わせる部屋で、音楽家モーツァルトが音楽を奏でたことでも知られる場所です。王座の間では、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像画などが飾られています。また、レジデンツギャラリーでは、歴代の大司教によって収集された質の高い欧州の絵画作品などが展示されています。広場の東に位置している新レジデンツでは、内部がザルツブルク博物館として利用されており、ザルツブルクに纏わる歴史、文化などを垣間見ることができます。

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