ポルトガル オビドス旧市街の観光・見所について

オビドス旧市街

オビドス旧市街

ポルトガルのオビドス旧市街は、山間に広がる葡萄畑の丘の町を囲む中世を彷彿とさせる白壁で有名な町です。歴代の王妃に愛されたことで知られたオビドスの町は、「谷間の真珠」とも呼ばれ、白壁に映える青と黄色の鮮やかなペイントが美しく、散策することで、中世の世界に浸ることができます。古城や修道院を改造してホテルとして運用しているボターダの脇から城壁に繋がる階段があり、オビドス旧市街は全長約15キロメートル程で、細い道などを歩くことが出来ます。オビドス旧市街は歴史的建造物も多く残っており、ポルトガルの古き良き時代を彷彿とさせます。美しく周辺の建物とのバランスを考えた城壁に囲まれた旧市街は、短時間で一周することが出来ます。見る場所により、全く違った景色が堪能できます。また、朝は観光客が多く訪れますが、夜は比較的静かで、また違う景色に出逢うことが出来る町です。

オビドス旧市街1

見どころ

歴代の王妃に愛されたオビドス旧市街は「谷間の真珠」と呼ばれる美しい街並みが広がっています。城壁に囲まれた街並みが特徴的で、多くの観光客が青と黄色でペイントされた白壁を見物するために訪れます。歴史的建造物が多く残っており、中でも1380年代に完成されたオビドスの聖人、聖ピエダデに捧げたとされている祈祷室のあるポルタダヴィラは、敵の侵入を防ぐためにジグザグの形をしたアーチに、アーチの下に礼拝堂なども見ることが出来ます。オビドスには、六つの城門が現存していると言われており、中でもポルタダヴィラは多くの見物者か訪れます。半日もあればオビドス旧市街は一周することが可能ですが、町には、ポサーダと呼ばれている古城や修道院などを改造してホテルとして使用されている宿泊施設もあり、中世の気分に充分に浸ることができます。また、オビドスはジンジャーとサクランボのお酒で有名であり、町には、試飲が楽しめる店もあります。