ドイツ レジデンツ博物館の観光・見所について

レジデンツ博物館

レジデンツ博物館

ミュンヘンの旧市街、街の中央に位置し、周辺にはオペラハウスや宮廷庭園などもあるエリアにあるレジデンツ。長い間バイエルン地方を統治していたバイエルン王家のヴィッテルスバッハ家の居館として使用されていた宮殿であるレジデンツ内には、宮殿の華やかな内部をそのまま見ることができるレジデンツ博物館があり、多くの観光客が訪れています。レジデンツ博物館のほかにも、ヴィッテルスバッハ家の豪華な宝物が展示されているレジデンツ宝物館や劇場、コンサートホールなどもあり、今でも広く利用されています。バイエルン王国最後の国王となったルートヴィヒ3世が退位した2年後の、1920年に博物館として開かれ、その後も第二次世界大戦などで損傷を受けながらも、見事な修復工事により、現在に至っています。

レジデンツ博物館1

見どころ

ミュンヘンの人気の観光地の一つであり、ドイツ史において欠かすことができないヴィッテルスバッハ家の、本宮殿だったレジデンツにあるレジデンツ博物館は、外観からは想像ができないような豪華絢爛な内部を有する宮殿博物館です。宮殿は長い歴史の中で増築や修復が繰り返されたため、ルネサンス、バロック、ロココ、新古典主義など様々な様式が混在された造りになっています。最大の見どころは、長さ68メートルのアンティヴァリウムです。第二次世界大戦で受けた爆撃による被害も見事に修復し、美しい姿に戻されたルネサンス様式の丸天井は必見です。また、無数のフレスコ画で埋め尽くされた壁や、緻密に作られた装飾も見ごたえがあります。更にここでは、豪華な空間の側面を飾っている、バイエルン公アルブレヒト5世によって収集されたギリシヤ時代やローマ時代の数々の彫像を見ることもできます。祖先画ギャラリーでは、金の額縁に飾られた華麗なヴィッテルスバッハ家の歴代の肖像画が、華やかな金の装飾に埋め尽くされた廊下にずらりと並べられています。その華やかさ、煌びやかな光景は、圧巻です。その他にも、圧倒されるような数の貝で全てが装飾されたペルセウスの泉や、ヨーロッパにおいても貴重といわれている数々の銀食器が展示されている銀の間、日本の伊万里焼や柿右衛門なども飾られている東アジアの磁器コレクションを見ることができる磁器の間など、華やかで見ごたえのある部屋が次々と現れます。