ドイツ ハッケンシャーホーフの観光・見所について

ハッケンシャーホーフ

ハッケンシャーホーフ

ドイツ東部に位置する首都ベルリンは、文化的な施設が数多くあることでも知られている街です。博物館が多く集まる、通称博物館島と呼ばれるムゼウムスインゼルや、ベルリン国立歌劇場など、美術、音楽、歴史的遺産など素晴らしい文化に多く触れることができる人気の観光都市でもあります。そんなベルリン市内の中心部に位置し、国会議事堂や裁判所、博物館島やベルリン大聖堂などを有するミッテというエリアには、若い人を中心に人気があるスポット、「ハッケンシャーホーフ」があります。映画館やショップをはじめ、レストランやカフェなどが数多く立ち並び、おしゃれな雰囲気をもつスポットとして、また、ベルリン一有名な中庭スポットとして人気があります。1908年に建てられたハッケンシャーホーフは、東西ドイツの統一という歴史的出来事の後に、アーティストたちの職場兼住まいとして使用できる建物として修復され、今の姿になりました。今でも、ショップやギャラリーと住居が混在している建物として利用され、人気の観光スポットの一つとなっています。

見どころ

ドイツには昔から、中庭を有する建築物が多くありますが、その中でも特に有名な中庭建築の一つで、ベルリン市内一といわれる中庭スポットとして知られているのが、ハッケンシャーホーフです。現在は、若い人を中心に人気のある娯楽スポット、カルチャースポットとしても有名です。「中庭」を意味する「ホーフ」が名前にあるとおり、ハッケンシャーホーフは、いくつか集まった建物の中に、8つの中庭を有しています。中庭に面した1階には、様々なカフェやレストラン、ショップなどが立ち並んでいて、その中には有名ブランドショップもあり、どれも魅力的です。また、1階のみならず、2階にも個性的なショップやギャラリーなどがたくさん入っています。さらに、映画館や劇場などもあり、エンターテイメントもカルチャーも満喫できる一大複合施設となっています。各ショップを見て回ったり、買い物をしたりという楽しみ方はもちろんのこと、ここでは、建物や中庭の空間自体を楽しむという過ごし方も人気です。建物間の通りや中庭は、場所によって個性があるものの、どれもその場所を生かした雰囲気のあるスペースに造られています。また、迷路のようにつながる通路と中庭は、歩いていると次々に好奇心をかき立てられます。各中庭にはカフェやレストランのテラス席があり、空が開けた中庭空間でゆっくりと食事やお茶を楽しむこともできます。ハッケンシャーホーフは、ヨーロッパ建築の一つのスタイルである中庭空間をじっくりと楽しみながら、文化に触れ、娯楽を楽しめる人気の観光スポットです。