ドイツ 聖霊教会の観光・見所について

聖霊教会

聖霊教会

聖霊教会は、ドイツ南部の観光都市ハイデルベルクにある教会です。ハイデルベルクはドイツの南西部にある比較的小さな都市ですが、ライン川とその支流のネッカー川との合流点に位置していて、昔から交通の要衝として発展してきました。精霊教会は、ハイデルベルクの旧市街にあり、市庁舎やマルクト広場、ネッカーの古橋などと並んで、市内をめぐる観光コースには必ず組み込まれている名所となっています。ドイツ国内の観光客だけでなく、近隣のヨーロッパ諸国からのツーリストで連日賑わいを見せており、ハイデルベルクを訪れた際には是非足を運んでおきたいスポットです。教会の内部では、写真撮影のマナーなどいくつかの注意点を守ってさえいれば、原則としてあちこちを見て回ることができます。今でも信者が礼拝に訪れる宗教施設であるため、パンフレットや観光ガイド、そして聖霊教会のスタッフの注意をよく聞いて、マナーを守りながら観光を楽しむことが必要になります。

見どころ

マルクトプラザ(市場広場)に経験に佇んでいる聖霊教会は、過去の数世紀に起こった戦乱を生き延びてきた、ハイデルベルクでも数少ない建物の一つです。聖霊教会の建設が始まったのは、14世紀後半のことです。そして約150年かけて少しずつ建設が薦められ、16世紀の半ばにやっと完成にこぎつけたという歴史を持っています。広場の前には、たくさんの小店が並んでいて何時間でも飽きずにショッピングを楽しむことができます。近郊の町や村で収穫されたばかりの新鮮な果物やお野菜。ドイツ名物のソーセージ屋台など、現地の生活の様子を間近に見ることができるのも魅力です。広場のあちこちには、テラス席がたくさんあるカフェが何軒も営業しているので、広場を行き交う人々を眺めながら美味しいコーヒーを飲むというのも楽しいものです。教会で宗教的な行事が行われていない限り、自由に内部を見学することができます。内部には観光客の目を奪うような豪華なステンドグラスなどはなく、極めて質素でシンプルな作りです。その分、当時の建築様式がそのまま手付かずのまま残されているということで、古い建築物に関心があるという人には絶対に見逃すことができないところとなっています。精霊教会観光のハイライトは、高い尖塔の最上階に設けられた展望台です。展望台からはハイデルベルクの町並みを展望することができ、360°の大パノラマは圧巻です。特に天気がよく青空のときには、一生忘れることができないことでしょう。