ドイツ ピルニッツ宮殿の観光・見所について

ピルニッツ宮殿

ピルニッツ宮殿

ピルニッツ宮殿は、ドイツのザクセン州、ドレスデンの町の東端にある、再建されたバロック建築の宮殿です。かつてピルニッツ村のあった、エルデ川の岸に建っています。ピルニッツ宮殿は、ザクセン州の有権者や王族の夏の住居でした。また、1971年のピルニッツ宣言の場としても知られています。ピルニッツ宮殿は、川に面したリバーサイド・パレス、丘側にあるアッパー・パレス、東側で二つの宮殿と繋がっているニュー・パレスの、3つのメインビルディングから構成されています。リバーサイド・パレスとアッパー・パレスは共にバロック建築で、ニュー・パレスは新古典主義建築で造られています。建物は、バロック様式の庭園を含有しており、周りは大きな公園に囲まれています。また、ピルニッツ宮殿内には、ザクセン州の有識者が所有していた美術コレクションを所蔵するアート&クラフト博物館と、パレス博物館があります。アート&クラフト博物館は、世界で最も古い博物館の一つでもあります。

ピルニッツ宮殿1

見どころ

ドイツのピルニッツ宮殿の見どころは、3つのメインビルディングです。アッパー・パレスは、1722年から1723年の間に建てられ、リバーサイド・パレスは、1720年から1721年の間に建てられました。リバーサイド・パレスは、エレガントな階段を降りると、川辺に降りられるようになっています。ニュー・パレスは、1818年にカウンテス・パレスの焼失した後、1819年から1826年の間に建てられました。ニュー・パレスには、ロイヤル・キッチンと教会があります。また、ニュー・パレスには、パレス博物館があり、かつてのザクセン州の王侯貴族の夏の住居として、イベントに溢れる歴史を展示しています。ドレスデンで唯一の新古典主義建築のドーム型のホールで、1823年にオープンしました。ロイヤル・キッチンでは、歴史的な道具立てに復元された、銅のポットや鍋など、調理道具が展示されています。東ウィングにある教会も博物館の一部で、カール・クリスチャン・フォーゲル・フォン・フォーゲルシュタインの多数のフレスコ画が見られます。アッパー・パレスとリバーサイド・パレスには、アート&クラフト博物館があり、家具や陶磁器、アウグストゥス2世の玉座を含む、13世紀から20世紀の品々が展示されています。その他の見どころとしては、宮殿を囲むバロック様式の庭園があります。世界中から集められた美しい花々が咲き誇り、中心には大きな噴水を備えた池があります。