ドイツ ザンクトキリアン大聖堂の観光・見所について

ザンクトキリアン大聖堂

ザンクトキリアン大聖堂

ドイツのバイエルン州にあるヴュルツブルクは1981年にユネスコ世界遺産に登録された、ドイツを代表とする観光ルート、ロマンティック街道の一つです。ヴュルツブルクには多くの歴史的建造物が溢れています。国内で4番目の大きさを誇るザンクトキリアン大聖堂は、11世紀から12世紀のロマネスク様式を用いた大聖堂です。現在の建物は第二次世界大戦後に再建した物ですが、当時を彷彿とさせる造りになっています。ザンクトキリアン大聖堂の入り口は4番目に大きいことを疑うほど小さな造りになっていますが、足を踏み込み中に入ると、広く、真っ白な内装と言ったギャップを感じさせます。外観、内装共にロマネスク様式らしい、シンプルな造りが特徴的ですが、随所にこだわりが施されており、彫刻家であるリーメンシュナイダーが彫刻を手がけた、シェーレンベルクとビブラの墓碑など見ることが可能であり、歴史的にも芸術的観点からも楽しむことが可能です。

見どころ

ザンクトキリアン大聖堂のあるドイツのバイエルン州にあるヴュルツブルクにはドイツの空の玄関口とも呼ばれているフランクフルト・アム・マインから、鉄道で一時間程、マイン川を渡り訪れることが出来ます。ヴュルツブルクの街中に一際眼を惹きつけるザンクトキリアン大聖堂は、ドイツで4番目の大きさを誇るだけあり、外観は見る角度により全く別物に映り、街中を散策しながら、様々な角度から堪能出来ます。ロマネスク様式のシンプルな造りの大聖堂ですが、隅々まで目をこらさなくてはならない程、随所にこだわりが施されています。ザンクトキリアン大聖堂の入り口にある骸骨の彫刻は大変珍しいのですが、よく観察をしなくては見落としがちです。ヴュルツブルク駅から徒歩で行くことが可能であり、またロマンティック街道の名の通り、歴史的建造物が溢れています。美しい街並みには芸術の街らしく、抽象的建造物が数多く、視覚障害者の方向けに作られた、手で触れて感じることで楽しむ芸術品に溢れ、ザンクトキリアン大聖堂までの道のりも決して飽きることはありません。ドイツの観光ルートとして根強い支持を得ているヴュルツブルクは一日滞在しても見尽くすことが出来ないと言われています。11世紀、12世紀当時に身を置き、当時の芸術に触れることが出来るザンクトキリアン大聖堂は想像以上に広く見応えがあります。じっくりと堪能できるよう、時間に余裕を持った観光をおすすめします。