スペイン カビルド広場の観光・見所について

カビルド広場

カビルド広場

アンダルシアの白い村として知られているスペインのアルコス・デ・ラ・フロンテーラはカビルド広場にあります。カーニバル、セマナサンタ、フラメンコフェステイバルなど年間を通じて様々なお祭りが催されています。観光客向けのレストランや商店街などがありますが、基本的にはのんびりと散策を楽しみ、断崖絶壁の芸術的な街並みを観光する場所です。町全体が重要文化財に指定されているほどで、15世紀の王室代官屋敷やサンタマリア教会などタイムスリップしたかのような旧市街地が残っています。カビルド広場は頂上に位置しており、岩山の上に街があり、周囲はグアダレテ川が流れています。サンタマリア教会の裏手にはカフェがあり、展望台とともに街を見渡すことのできるビュースポットとなっています。セヴィーダ、カディス、ロンダやへレス・デ・ラ・フロンテイーラからはアルコス・デ・ラ・フロンテーラ行きの定期的にバスが運行されており、この街に住む人たちの生活を垣間見ることができます。

見どころ

スペインアルコス・デ・ラ・フロンテーラのカビルド広場の見どころといえば、村の頂上にあるホテルの展望台からのパノラマビューがおすすめです。パラドールホテルのテラスからは断崖絶壁に建築された白い家を目にすることができます。カビルド広場を中心に城塞跡や教会等旧市街地の面影をそのまま残しています。壁を白く塗っているのは石灰で、太陽光を反射させて建物を涼しくするという知恵からで他の場所でも見られますが、このエリアはローマ時代の建物とイスラム様式の建物が併存しており、歴史的な要塞としての意味合いもあり、興味深い地形に建てられているのが特徴です。ホテルの周辺は道が狭く、バスや車で混雑していますので、ホテルに宿泊してのんびりするのをおすすめします。スペインではスペイン国土に旧貴族の宮廷をホテルに改造したパラドールがあります。アルコス・デ・ラ・フロンテーラのパラドールはかつては司教館だった建物で趣があります。中世の貴族の気分を味わうことができるはずです。