スイス レマン湖博物館の観光・見所について

レマン湖博物館

レマン湖博物館

アルプスのローヌ氷河から生まれたレマン湖は、接岸するスイスとフランスを合わせた中でも、最も大きな三日月形の湖です。アルプスの山々と湖の織り成す風景の美しさは、古くから貴族や芸術家達から親しまれ、その魅力がジュネーブの文化や芸術として現代に引き継がれてきました。レマン湖博物館は、湖周辺で暮らしていた人々の生活や漁業風景、森林地区の自然環境を中心に様々な展示やイベントで湖の自然遺産を紹介する唯一の博物館です。館内には漁師たちが使用していたボートや道具を始め、海事にまつわる歴史資料や湖に生息する鳥、動植物の写真などが展示され、地元の学生や子供達、自然に親しみを持つ多くの観光客が訪れて学習の場として利用されています。1985年に水族館が新たにオープンしてからは特に家族連れの観光客から人気のスポットとなり、レマン湖を愛した芸術家達の作品を集めた展示を行うなど、大人から子供までどなたでも楽しめる博物館となっています。

見どころ

レマン湖博物館には貴重なコレクションが様々展示されています。大きなレマン湖での人名救助の活動を紹介したブースや湖にロマンを求めた冒険心溢れる人々の歴史記録、湖の水質汚染を防ぐ為の取り組みと野生動物の生態が詳しく紹介され、レマン湖の歴史を通じてジュネーブの町を様々な角度から知る事ができます。特に子供達からはレマン湖をそのまま切り取ったような水族館が人気で、光の届かない水深8メートルもの湖の底に生息する植物や魚たちを間近で見学したり、1985年の水族館オープン以来から住んでいる古株のうなぎや鯉に出会う事もできますし、館内は小さな子供の為にアニメーションの上映や、湖の石に模したぬいぐるみを置いたフリースペースを設けるなど、子供が飽きずに学習できるよう工夫烽ウれています。また、レマン湖博物館にはカフェやブックストアーも充実し、館内を学芸員が詳しく紹介してくれるツアーに参加することもできます。ツアーはテーマや訪れた際の展示によって様々設けられ、魚の燻製体験などのユニークなツアーに出会う事もあります。