フランス ルーブル美術館の観光・見所について

ルーブル美術館

ルーブル美術館

ルーブル美術館はフランスのパリにある国立美術館であり、世界最大級の史跡でもあります。12世紀国王フィリップ2世によってルーブル城として建設されてから現在に至るまでの様々な歴史の名残が、今もなお随所に窺い知ることが出来ます。
展示されている美術品は35,000点にも上り、古代エジプト美術、古代ギリシア・エトリア・ローマ美術、古代オリエント美術、イスラム美術、絵画、工芸品、素描・版画部門に分かれて展示されています。館内は大変広く、どの作品も素晴らしいため、一日かけても周りきれないほどです。大変有名なモナ・リザは混雑を耐えてでも見る価値はあります。
ルーブル美術館に隣接した庭園も素晴らしく、訪れる人にくつろぎの場を与えます。
屋内外にカフェがありますので歩き疲れた際に食事や休憩をする事が出来ますし、美術書やミュージアムグッズなどのを販売するショップもあるのでお土産の購入をすることも出来ます。
美術館の解説員にルーブルのコレクションを紹介してもらいながら見学してもらったり、館内で任天堂3DSによるマルチメディアガイドを貸し出してもらい、自分の好きな作品を好きなタイミングで聞くこともできますが、日本語ガイドツアーに参加して見どころを効率的に回るのがおすすめです。
定休日は火曜で。一方、水曜、金曜は夜間の延長開館も行っているため、日中よりゆっくりと見学する事が出来ます。

ルーブル美術館1 ルーブル美術館2

見どころ

【モナ・リザ】レオナルド・ダ・ヴィンチの名画モナ・リザには諸説あります。透明な絵の具を使用して陰影を表現しているという科学的分析もされていますが、未だその全貌は謎のままとなっています。
【サモトラケのニケ】大規模な修復作業が完了しその姿を見ることが出来るようになりました。その優雅でダイナミックな姿は必見です。
【レースを編む女】日本でも人気のあるフェルメールの作品で、他と比べ小さな作品ですがその色の美しさは別格です。
【ナポレオン三世の居室】民衆に自由の道を開いたナポレオン三世の居室です。サロン、小食堂、大食堂など複数の部屋から構成されています。その内装の美しさ、豪華さには圧倒されます。
【チュイルリー庭園】チュイルリー庭園はベルサイユ宮殿の庭園と同じ設計士が手がけ、カフェやベンチでくつろぐ多くの市民や観光客の憩いの場となっています。
【カルーゼル・デ・ルーブル】ルーブル美術館に隣接した便利なショッピングセンターです。マクドナルドなどの食事ができるフードコートがありますから、混雑を避けて食事がしたい時にお勧めです。個人でルーブル美術館を見学する場合は一度チケットを購入すると出入りが自由ですが、こちらの入り口を利用すると、正面入り口よりならぶ時間が少なくすみます。