ハンガリー ハンガリー国立歌劇場の観光・見所について

ハンガリー国立歌劇場

ハンガリー国立歌劇場

ハンガリー国立歌劇場は、ハンガリーを代表する歌劇場です。首都ブタペストのメインストリートにあり、1858年に建築家ミクローシュによって建設されました。ネオ・ルネッサンスの建築様式の建物で、地元の人には「オペラ座」の名で親しまれています。
ハンガリー国立歌劇場はさほど大きくなく、客席数は約1200席とこじんまりしています。また、立見席はありません。
9月中旬から6月中旬がシーズンとなり、この期間には週1日の休場日をのぞき、ほぼ毎日公演が行われています。バレエやオペラはもちろん、国立フィルハーモニーの演奏を行うこともあります。
さらに、2013年には、ハンガリー国立バレエに日本人バレリーナ中村祥子さんが入団。ハンガリーで注目されるダンサーのひとりとなっています。
また、上演演目もさることながら、ハンガリー国立歌劇場はその建物の素晴らしさや美しさを見るために、世界中から毎年たくさんの観光客が訪れています。

ハンガリー国立歌劇場1

見どころ

ハンガリー国立歌劇場は、ほかの国よりも安くオペラが鑑賞できることでも有名です。日本やヨーロッパの別の地域よりも格安に設定されています。チケットは毎年夏の終わりにシーズン分の売り出しが開始されるので、チェックしてみるとよいでしょう。
オペラはドレスコードが気になるかもしれませんが、ハンガリーの場合、それほどドレスアップすることはないようです。ボックス席など高額な座席は別として、そのほかの席ならカジュアルなスタイルで楽しめるのも魅力。
また、ハンガリー国立歌劇場では、毎日40分くらいの見学ツアーが行われています。オペラやバレエに興味がないけれど、ハンガリー国立歌劇場の豪華な内装をみたいという人にお勧め。ツアーでは、建物の歴史やそれぞれの部屋をみたり、肖像の説明を受けるほか、実際にホールの客席に座ることもできます。日本語をはじめ、たくさんの言語のツアーがあるので、利用するのもよいでしょう。
さらに、ツアーに別料金を支払うと、ミニコンサートを鑑賞することもできます。ビュッフェと呼ばれるこじんまりとしたスペースで、楽器演奏や歌の披露を見学することができます。これは、全員立ち見で鑑賞するスタイルとなります。
なお、劇場内にあるお土産屋さんでは、非常にオシャレなグッズが販売されています。鍵盤や楽譜がプリントされたカバンや傘、かわいい図柄のポスターなど、他では手に入らない一味違うお土産を購入することができます。