ハンガリー セーチェーニ鎖橋の観光・見所について

セーチェーニ鎖橋

セーチェーニ鎖橋

セーチェーニ鎖橋は、ハンガリーの首都ブダペスト市内に流れているドナウ川に架けられた吊橋です。
鎖橋という名称が付けられているのは、現代ではワイヤーを使って支える吊橋を、当時最も強度があると言われたアイバーチェーンという鉄板を使って、それを鎖状になるように組み合わせて使用されていることに由来しています。
セーチェーニ鎖橋が改修された際には、より強度のある材料に変更になりましたが、建設された当時の外観を損なわないようにという条件のもとで改修作業が行われたため、今も昔と変わらない美しい姿を保っています。
ブダペストは、街自体の美しさを讃えて「ドナウの真珠」と評されています。セーチェーニ鎖橋は、そんなブダペストを代表する観光名所の一つとされています。西岸はブダ地区と呼ばれ、反対の東岸はペスト地区と呼ばれていますが、この2つの地区を繋いでいる橋は9つあります。セーチェーニ鎖橋はその中でも一番古い橋で、19世紀の半ばに完成し、夜景が素晴らしいことでも有名です。

セーチェーニ鎖橋1

見どころ

セーチェーニ鎖橋には、全長が375メートルにもなる電球が連なり、それがまるで鎖状に見えるのが特徴です。夜間にはライトアップされた姿が格段に美しいため、観光に訪れる人が絶えません。ブダペスト市内の灯りと鎖橋に灯されたライトは、煌めくイルミネーションが真珠のネックレスの輝きに例えられるほど幻想的な雰囲気の景観を作り出します。ドナウ川を夜間に楽しめるクルーズに参加すれば、この橋だけでなく王宮の建物や国会議事堂が美しく浮かび上がる姿を堪能できます。
この橋は、ゲッレールトの丘の上から眺めると、全景を見渡すことができるので最高に素晴らしい展望を満喫できます。
セーチェーニ鎖橋の両方の端には、ライオンの像があります。一見、舌が無いようにも見られますが、実際には舌があるとされています。この像は彫刻家マルシャルコー・ヤーノシュによって制作され、橋に重厚さを加えています。セーチェーニ鎖橋は、主塔の造りも見事で、どっしりとした趣のある造りになっているのが特徴です。
また、橋の見学を楽しんだ後は、橋を渡るとすぐのところに、イシュトハーン大聖堂が見えてきます。96メートルの高さがあり、市内でも一番高いとされる建物で、ドームには展望回廊も存在します。ここには階段とエレベーターを使って上ることができるので、ブダペスト市内の景色を楽しむことができます。ステンドグラスの装飾も美しく、ハンガリーらしい繊細な装飾も見どころの一つです。

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