ドイツ ハノーバーの観光・見所について

ハノーバー

ハノーバー

ハノーバーはライン川沿いにある、イギリス国王を兼ねたハノーバー王家ゆかりのまちです。
ライン川とエルベ川を結ぶミッテルラント運河が市内を走る交通の要となっており、東西、南北に走る鉄道や市内を周回するバスもあるため、交通の便が良く、ドイツ観光の拠点に適した場所です。
商工業が盛んで、国際的自動車メーカーの拠点でもあり、世界最大規模の国際産業技術見本市が毎年開催されています。
スポーツでは主にサッカーが盛んな地域で、プロサッカーチーム「ハノーバー96」の本拠地ともなっており、日本人選手も活躍しました。
シーズンごとに大きなお祭りや大会も行われています。5‾9月にかけた大規模な世界花火大会や、夏季に開催される射撃フェスティバルは世界中から多くの観光客が集まります。
第二次世界大戦後、多くの歴史的建造物が失われてしまいましたが、新、旧市庁舎やヘレンハウゼン王宮庭園など、ドイツらしい美しさのある建築物を観光できます。

見どころ

【ヘレンハウゼン王宮庭園】ハノーバー先帝候妃ゾフィー・ハノーバーによって造形された50ヘクタールにも及ぶハノーバー王宮庭園は、ヨーロッパで最も美しい庭園の一つとされています。特に巨大な野外宴会場では夏季になると3万本もの美しい花々が咲き、多くの観光客で賑わいます。大変広い庭園のため、散策には時間が掛かりますが、時間がない場合は入り口すぐの展望台から庭園を眺めるだけでも訪れる価値はあります。
【新市庁舎】外観、内観共に美しく、夜間のライトアップされた姿は目を見張る程です。チケットを購入して館内を見学する事ができますが、中でも2種類あるエレベーターの一つが大変珍しく、天井と床がシースルーとなっており、市庁舎内を斜めに登って行きます。少々待ち時間がかかりますが、市庁舎のドームの上からハノーバーの町並みが一望できます。
【ハノーバー動物園】2000年にドイツで開催された万博博覧会にあわせて大改修された、テーマパークの様な動物園です。探険家気分が味わえるボートや、エレファントショーが人気です。
【マルクト教会】旧市街にある、14世紀に建てられたレンガ造りの静かな教会です。毎週土曜日はパイプオルガンの演奏会があり、日本人の音大留学生も演奏に加わることもあります。周囲にはギャラリーやアンティークなどを扱った小さな店が軒を連ねているため、町を散策しながらショッピングが楽しめます。
【クレプケ】高級専門店や百貨店でお気に入りの一品を探すならクレプケ界隈がお勧めです。ショッピングに疲れ時に休憩できるお洒落なカフェやレストランも多くあります。