オーストリア ウィーンの観光・見所について

ウィーン

ウィーン

オーストラリアの首都ウィーンは、人口約176万人のヨーロッパが誇る世界都市です。ドナウ川に沿ってヨーロッパを東西に横切る道とバルト海と、イタリアを結ぶ南北に走る琥珀街道の2つの道が交差する場所にウィーンは誕生しました。
かつてこの地では、べートーヴェンやモーツァールト、ハイドンなどの偉大な音楽家が活躍し、現在ではウィーン・フィルが世界的に注目をあびるなど、まさに音楽の都です。街のカフェでは食事をしながら音楽を楽しめます。市の西部にはウィーンの森があります。散策路が縦横無尽に広がったこの森林地帯は市民の憩いの場になっています。
気候は北海道と似ているといわれます。夏は年によっては暑くなることもありますが、湿気が少ないので過ごしやすいです。冬は平均気温が氷点下を下回るので、防寒対策が必要です。
この街の環状大通り(リング)は、栄光を極めたハプスブルク家のシンボル的な通りで、その豪華さは世界的に有名です。また豪華な内部やフランス式の庭園で有名なシェーンブルン宮殿や、世界最高峰のオペラ座など見所がたくさんあります。
ウィーン市内では、大規模なワインの生産が行われており、700ヘクタールに及ぶブドウ畑は美しい街の景観を醸し出しています。
観光で疲れたときは、カフェに立ち寄ってこの地域の名物、ザッハー・トルテをいただきましょう。チョコレートケーキの代名詞ともいえるこのケーキは、最も有名なお菓子です。おみやげとしても人気があります。

ウィーン1 ウィーン2

見どころ

地下鉄「シェーンブルン」駅下車徒歩5分のところに、シェーンブルン宮殿があります。この地で栄華を極めたハプスブルク家の夏の宮殿で、世界遺産に登録されています。「フランスのベルサイユ宮殿に匹敵するものを」という命で設計されたヨーロッパ有数のバロック宮殿です。柔らかなテレジアンイエローの宮殿建物と、広大な庭園、そして庭園を20分ほど歩くと、小高い丘にグロリエッテがそびえます。この場所から見下ろす宮殿と街の景色は、これぞウィーンというものです。庭園内にある子どもミュージアムでは、宮殿の子ども達の生活を体験することができて人気があります。宮殿内のカフェでは、1時間毎にオリジナルのお菓子を作る実演があります。
丘を下ると世界最高峰といわれるオペラ座があります。世界的に活躍するアーティストが、年間300日に渡って公演をする舞台で、さすが芸術大国といわれるだけあります。またこのオペラ座で年に1度催される舞踏会は、世界中から貴賓や著名人が集います。
ウィーンの中心地、高級ブランドショップが並ぶ華やかな通りを歩いていると、シュテファン寺院が突如現れます。ゴシック建築の屋根に少し黒ずんだ壁や荘厳な雰囲気は存在感があります。高さ137メートルの南塔は街の至る所から望むことができ、塔に上がればウィーンの街が一望できます。道沿いには観光用の馬車が止まっており、中世に迷い込んだような感覚におそわれます。
お勧めの料理は、薄くのばして揚げたカツレツにレモンをたっぷり搾っていただくヴィーナ・シュニッツェルです。